効果が期待できないインソールとは?
足の痛みや不快感を緩和するために使われるインソールですが、
市販のインソールには効果が期待できないものも存在します。
効果が期待できないインソールの部類にはどのようなものがあるか、その例を紹介します。
平均台状のインソールは足の裏に平均台状の凸凹があるため、足の筋肉を刺激して強化するというものです。
しかし実際には足裏に負荷がかかり過ぎるため、足の疲れや痛みを引き起こす場合があります。
高反発素材のインソールは足裏に負荷をかけることで反発力を発揮し、足の疲れを軽減するとされています。
ただ反発力が強すぎるため、足裏に余計な負荷をかけてしまい、足の痛みを悪化させることがあります。
マグネット入りのインソールは、磁場が体に良い影響を与えるという理論に基づいて開発されています。
科学的根拠はなく、痛みの緩和には効果が期待できないとされています。
この部類のインソールは足底筋膜を刺激することで、足の疲れや痛みを軽減するとされています。
筋肉や筋膜には個人差があり、刺激の強さや場所によってはかえって痛みを引き起こすことがあります。
オーダーメイドのインソールは足の形に合わせて作られるので、一般的な市販品よりも痛みの軽減効果が期待できます。
しかし、足に不必要な負荷をかけないためにも、必要以上に高価なオーダーメイドインソールを販売する業者があることも事実です。
効果が期待できないインソールの例をいくつか上げてみましたが、インソールの効果や相性には個人差があり、
足の形や痛みの原因によって合う・合わないがあるので市販品でも効果的な場合もあります。
使ってみて痛みや不快感が長期間続く場合には専門家に相談し、適切なインソールを選ぶことが重要です。
また、運動やストレッチなどの正しい姿勢を心がけることで、足の痛みや不快感を軽減することもできます。